30 Aug 2015

「ハリーポッターを読んでいる若者は既成概念にとらわれず、差別偏見を持たない傾向」という記事

こんな記事がありました。

自分が今、多文化共生を考え始めた潜在的バックグラウンドを知れたような気持ちや、
こんな研究をしている人がいるということを知れたことが嬉しかった♪

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52169845.html

また、こちらの本は、偶然小学生か中学生の時に図書館で見つけて読んでみた本ですが、
大人でも感ずるところがあると思うストーリーです、

http://www.kaiseisha.co.jp/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage.tpl&product_id=1358&vmcchk=1&option=com_virtuemart&Itemid=9

29 Aug 2015

去年のクリスマスの出来事

2014年12月25日、クリスマスの日。

仕事帰りの電車の中で、気分の悪くなる出来事がありました。



帰宅ラッシュで混み合った車内の中、
とあるオジサンが誰かに怒鳴り、車内を蹴飛ばしている音がしていました。

たぶん、割り込み乗車をしたか何かをした相手に怒っていた様子。

初めのうちはオジサン一人で騒いでいたけれど、
途中から片言の中国人?の女性が反撃し始めました。

そのオジサンは、相手が日本人ではないとわかった瞬間、
猛烈に人種差別の言葉を相手に浴びせ始めました。

「国へ帰れ」
「日本に来るな」
「朝鮮人」
「ヘイトスピーチしてやる!」

でもそこで、中国人らしき女性たち(実は2人くらいでいた様子)はひるまず、
「あなたは悪いおじさん!あなたみたいのがいるから、日本はいけない!」
と言い返していました。

その後、仲裁に入った紳士がいて、悪いオジサンは電車から降ろされました。

紳士に取り押さえられながらもなお、
オジサンは扉が閉まり発車しかけている電車を外から何度も蹴飛ばしたりしていました。



何が発端であったのかはわからないが、
おそらくオジサンを怒らせることもあったのだと思うので、
どちらが悪いかといえば、お互い様である可能性は大きいと思います。

ただ、事の発端からもはや完全に逸脱して、外国人であることへの差別が始まったことが、
非常に気分悪かったです。


しかし、「郷に入らば郷に従え」というものもあるので、
日本のルールにも従う努力も外国人の方は必要ですね。

こんな記事もありました。
http://www.madameriri.com/2013/11/09/%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%81%a7%e8%aa%ad%e3%81%bf%e8%a7%a3%e3%81%8f%e3%80%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e4%ba%ba%e7%a8%ae%e5%b7%ae%e5%88%a5%e3%80%8d%e3%81%ae%e6%82%b2%e3%81%97%e3%81%84%e7%8f%be%e5%ae%9f/

28 Aug 2015

At the beginning 3

(ふたたび前回の続き)

2週間の語学留学で舞い戻ったイギリス。

そこで私が感じたものは、「相違点」よりも「共通点」でした。


話す言語も違う、見た目の目や肌の色も全く違う、白人や黒人、他の人種も多くいる中で、
私は違いとどう向き合うか、というような意識でいたような気がします。

でも実際は、
くだらないことや幼稚な言葉でつい笑ったり、テレビを見て小言を言ったり、
可愛いものを見て「あれ かわいい~!」とはしゃいだり・・・

普通の日常がそこにありました。

自分が、日本にいて友達や家族と話したり感じたりすることと、何ら変わりはない、
そう感じたことが私には大きな、ある意味、衝撃でした。

ホームステイ先のイギリス人家族、
語学学校の台湾人、ベトナム人、スイス人、ブラジル人、
いろんな人と交流することができ、大変 有意義な経験ができました。

もちろん、文化的な違いはあるはずですが、
ひとたび親しくなれば、それは国や文化によるフィルターではなく、
その人個人との関わりになります。

何かスムーズにいかないことがあっても、友達ならば、
おたがいに気を遣いながら、何がおかしいのか、話すことができます。
それは、もはや文化関係なく、日本人同士でも同じですよね。


つまり、もっと個々人同士おたがいに「その人」に向き合い、尊重しあえば、
分かりあうことができます。
たとえ、それが100%納得のいくものでなかったとしても、
「外国人だから」「○○人だから」ということではなく、
個人同士というレベルで考えられるはずです。

ただ今はまだ、世の中に、「○○人はこうだ」という先入観や偏見が強くはびこっています。
私も人間ですから、ついそれに引っ張られてしまうこともあります。

ですが、そこで踏ん張り、物事を平等に見る力をもっと養いたいと私自身思いますし、
その過程で目にした記事や、私が体験した文化経験をここにシェアし、

少しでも、せめてこのブログを読んでくださった方からでも、
他文化、異文化をもっと身近に感じ、多様な文化を容認していく世の中を
いっしょに目指していきたいと思っております。


「へえ!おもしろい!」「なるほど」と感じていただけたり、
「もう少し僕・俺・私も考えてみよう」と思っていただけたら嬉しいです。

私に、高度な知識はありません。ブログを書きながら、日々学んでいきたいと思っておりますので、
温かい目でご覧下さいますよう、お願い致します。。。

At the beginning 2

(前回の続き)

Harry Potterがブームになり、私も『賢者の石』を読み、
ストーリーの中頃から一気に心を掴まれました。

そして、映画も観て、その世界観に魅了されたのです。

自分とほとんど変わらない年齢の主人公のストーリー、
そして、映画で演じている役の子たちもほぼ同じ年齢。

学校、魔法、

身近なものと、空想のものが混ざり合い、
本当にそんな世界がありそうな気がしてくるところも心惹かれた理由かもしれません。

この頃から、私の「イギリスにいく」という夢ができました。



・・・そして、20歳、大学2年生の夏、初めての海外旅行で、
ついに夢だった イギリスへ行くことができたのです。


たった6日間程度の、ツアー旅行でした。

それでも、映画やテレビで見たビッグベン、キングスクロス駅、どこまでも広がる緑色の大地など、
見るものすべてが感動ものでした。

そして、その国の「お客様」としての旅行ではなく、少しでも「生活者」になりたく、
翌年に2週間の語学留学もしました。

そこでの経験が、このテーマに大きくかかわります。

(ふたたび次へ続く)

At the beginning 1

はじめまして、きいろ です!
記念すべき第一回目の投稿です😺

このブログのテーマは「多文化共生」です。
堅苦しいですね。

なぜこんなテーマになったのか、背景をお伝えします。

私は、小学生の時に初めての習い事で、英会話を始めました。
それまで、何気なく目にしていた英語の文字が、
読め、意味を理解できたことに、とても感動したのを覚えいています。

まず、英語の文字だとも認識してすらいなかったと思うのですが、
たぶん、"Hello."という文字が、
英語という言語で、
「ハロー」と読んで、
「こんにちは」という意味だと理解できたことが、嬉しかった。
そんな感じだったと思います。

それから、街やお店で外国人を見るたびに、
心の中で「自分に気付いてほしい!話したい!!」という気持ちが沸き起こっていました。

なので、海外というものへの憧れとか、外国の文化に人一倍興味がありました。

英会話の習い事では、年に1回、外国人を相手にした会話の試験がありました。
実際の外国人を相手に英語を話すのはその時くらいしかありませんでしたが、
心臓が口から出そうなくらい緊張しながらも、
実際の外国人と話せ、自分の英語が通じた喜びも、
今度は逆に、心臓がに潰れて しまいそうなくらい嬉しかった記憶があります。

それから、何年かして、Harry Potterが世界的ブームになりました。

(次へ続く)