28 Aug 2015

At the beginning 3

(ふたたび前回の続き)

2週間の語学留学で舞い戻ったイギリス。

そこで私が感じたものは、「相違点」よりも「共通点」でした。


話す言語も違う、見た目の目や肌の色も全く違う、白人や黒人、他の人種も多くいる中で、
私は違いとどう向き合うか、というような意識でいたような気がします。

でも実際は、
くだらないことや幼稚な言葉でつい笑ったり、テレビを見て小言を言ったり、
可愛いものを見て「あれ かわいい~!」とはしゃいだり・・・

普通の日常がそこにありました。

自分が、日本にいて友達や家族と話したり感じたりすることと、何ら変わりはない、
そう感じたことが私には大きな、ある意味、衝撃でした。

ホームステイ先のイギリス人家族、
語学学校の台湾人、ベトナム人、スイス人、ブラジル人、
いろんな人と交流することができ、大変 有意義な経験ができました。

もちろん、文化的な違いはあるはずですが、
ひとたび親しくなれば、それは国や文化によるフィルターではなく、
その人個人との関わりになります。

何かスムーズにいかないことがあっても、友達ならば、
おたがいに気を遣いながら、何がおかしいのか、話すことができます。
それは、もはや文化関係なく、日本人同士でも同じですよね。


つまり、もっと個々人同士おたがいに「その人」に向き合い、尊重しあえば、
分かりあうことができます。
たとえ、それが100%納得のいくものでなかったとしても、
「外国人だから」「○○人だから」ということではなく、
個人同士というレベルで考えられるはずです。

ただ今はまだ、世の中に、「○○人はこうだ」という先入観や偏見が強くはびこっています。
私も人間ですから、ついそれに引っ張られてしまうこともあります。

ですが、そこで踏ん張り、物事を平等に見る力をもっと養いたいと私自身思いますし、
その過程で目にした記事や、私が体験した文化経験をここにシェアし、

少しでも、せめてこのブログを読んでくださった方からでも、
他文化、異文化をもっと身近に感じ、多様な文化を容認していく世の中を
いっしょに目指していきたいと思っております。


「へえ!おもしろい!」「なるほど」と感じていただけたり、
「もう少し僕・俺・私も考えてみよう」と思っていただけたら嬉しいです。

私に、高度な知識はありません。ブログを書きながら、日々学んでいきたいと思っておりますので、
温かい目でご覧下さいますよう、お願い致します。。。