16 Dec 2016

ソーシャルアクションクラス発表会、他のグループの発表を見て

自分たちの発表も有意義だったけど、
他のグループの発表から感銘を受けたことも多くありました!

DEARブログ:ソーシャル・アクション・クラス2016 最終回!

私たち以外にもあと2つ、
「食」グループと「対話」グループがありました。


「食」グループの発表は、これがまた面白くて、
一人一人が個人で行ったアクションや、普段の生活の中で感じていることを
スピーチ風に話していました。

本人たちが意識してこうなったのかは分からないのですが(笑)、
私たち「難民」グループがプレゼン形式でややお固めだったのに対して、

彼らは良い意味でカジュアルで、個人の経験ベースで話すので、
聞いている人の共感度が高く、とっても楽しみながら学ぶことができました。

食に関する映画を観て学ぶアクション、
ドギーバッグという
レストランなどでの自分が食べきれなかった食べ残しを
持って帰って食料廃棄を減らす活動を普及している団体の話など、
新しい視点を養えました。



一方、「対話」グループは、
現代の多くの人が感じる「生きづらさ」というのは
どのように解消したらいいのか、という問いから始めていました。

「丁寧に生きる」のには、どうしたらいいのか。

生きづらさ、というのは、
常にshould、mustに追われている状態で、自己肯定感が低い状態です。


そこで、「対話」というものに着目したそうです。

自分のことを語り、ただ聞いてもらうだけでも、
聞いてもらった本人は、なんだか安心する。受け止めてもらったと思える。

また聞いている方も、
語ってもらうことで、今まで知らなかった相手に気づき、
意外と共通点があるということに、また安心感を抱く。

(「対話」グループのスライドより)

実際、自分のことをあまり親しくない人と語り合うというのは
すごくヘビーで大変なんだけれども、
対話をすることで、安心感を得、自分を自分で受け止めることもできる。
そして、自分の居場所というのを少しづつ発見していけるそうです。

また、こちらのグループはダイアローグ・イン・ザ・ダークというところで体験をし、
「言わなくても分かるでしょ」という思い込みを疑い
「言葉にしなければ、なにも伝わらない!」いう気づきも教えてくれました。


私も、昔からshould、mustに追われて生きてきたように思います。
このグループの発表を聞いて、すごく救われたような、納得したような気持ちになりました。

【対話 × 安心 × 居場所】 【丁寧に生きる】

これって本当に大事。


自分の心に余裕ができると、
他者への思いやりの気持ちを持つ余裕もできるようになるし、
結果的に 良いサイクルができるんじゃないかと思うんです。


ただ、スピードを求められる現代社会の中で、
丁寧に生きるという難しさも感じました。
どうしても、矛盾が生じてしまう・・・むむむ。


私はこの発表を聞いて、
自己肯定感・対話という心理学的な勉強もしたいなと思いました。

実はあと2つ、私が今後掘り下げたいテーマがあるのですが、
それはまた別の機会に触れたいと思います。